吉村朗が挑んだ”新たな物語”のための写真

── それは、まさに止むことのない実験であった。1980年代半ばより都市のスナップ写真家として脚光を浴びた後、1990年代に大きく作風を変え、現代も跳梁跋扈する日本近代という怪物をめぐって自己の実存と歴史のあり方を重ね合わせ問い掛ける問題作を発表し、内外の注目を集めた。生前、その仕事は一部の評論家と作家を除けば、けして広く評価されることはなかった。吉村朗は、そうした状況をものともせず、馴化されず、媚を売らず、自らの道を突き進んだ。孤高の写真家の眼差しの軌跡と奇跡に刮目せよ!

展覧会名 吉村朗の眼 Eyes of Akira Yoshimura
会期 2022年10月11日(火)〜11月19日(土)
会場 東京綜合写真専門学校4F Gallery Forest
東急東横線・横浜市営地下鉄グリーンライン 日吉駅 徒歩7分
主催・企画 東京綜合写真専門学校
キュレーション 深川雅文(キュレーター/クリティック)
ディレクション 鵜沢淑人
協力 大隅直人(さいはて社代表)  飯沢耕太郎(写真評論家)

展覧会関連イベント「トークショー」

  • 登壇者: 大隅直人(さいはて社代表)、深川雅文(本展キュレーター)、楢橋朝子(写真家)
  • 日時: 11月3日(木) 14:00〜16:00
  • 場所: 東京綜合写真専門学校
  • ※ 定員50名・先着順
  • ※ 入場無料
  • ※当日会場にて写真集「吉村朗の眼: Eyes of Akira Yoshimura」を販売いたします

展示作品・資料(約200点)

  • 分水嶺/The River 1995
  • 闇の呼ぶ声/Dark Calls 1996
  • 新物語/New Story 2000
  • ジェノグラム/Genogram 2001
  • 吉村朗のスナップショット 韓国・中国・日本
  • Hong Kong 1996
  • 抗議するひと (リトル釜山フェスタ 11月23日 山口県下関市竹崎町)
  • ウィークエンド・ピクチャー 1983
  • セルフポートレート など
ギャラリー開館時間 10:00〜19:00(月〜金)
11:00〜17:00(土)
休館日 日曜・祝日
※ 11月初旬のみ例外あり
11月1日、2日、3日 開館
11月4日、5日、6日 休館
お問合せ 東京綜合写真専門学校
広報担当: 柴田麻希
〒223-0051
神奈川県横浜市港北区箕輪町2-2-32
TEL: 045-563-3077
FAX: 045-563-2050
https://tcp.ac.jp/
info@tcp.ac.jp
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